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■ 青森県とトラックの関係

青森県は本州最北端に位置し日本でも有数の農業産出国です。 　人口は転出が多く全国で１番の転出超過県であり、進学や就職などで転出してしまう方が多くいます。他の都道府県のように転勤での転出ではなく、若い働き手が県外へ流出してしまうのは非常に大きな問題です。これは農業や漁業以外の製造業などの生産額が、他県に比べると比率が低くなっていることが一因かもしれません。 　主要産業である農業は、カロリーベースで自給率１００％を超えており、有名な林檎の他にもにんにくやカシス等が生産数日本一を誇っています。 　林業では青森ヒバの生産地の他に、世界遺産に指定されている白神山地には、世界最大級といわれるブナの天然林があります。 　そして、水産業で有名な大間のマグロはブランド化した人気があり、八戸港は国内でも１・２位を争う漁獲高があります。 　また、青森の産業の特徴として、発電所が多いことも挙げられます。水力・火力・風力・太陽光・原子力等の様々な発電所が稼動して、自然が豊かな青森ならではの特色といえます。 　青森県は津軽海峡を挟んで北海道と対峙しており、東に太平洋西に日本海そして世界遺産の白神山地の他にも、数多くの自然環境が残されていて、猿ヶ森砂丘や大須賀浜等鳴り砂（鳴き砂）で有名な浜もあります。 　少しでも汚れてしまうと音が出なくなると言われる鳴り砂を保つためには、自然環境だけではなくゴミを少なくしたり、油や泥等で海を汚すことが無いように配慮をすることが必要です。 　歩くと「キュッキュッ」と音を立てる砂のある砂浜は、日本でも数えられるほどしかなくとても貴重です。 　世界遺産に指定されている白神山地には、天然記念物のクマゲラをはじめとした多くの種類の動植物が生息しています。白神山地の全体の面積は13万haありますが、その中の約1万7千ha (169.7km²) がユネスコの自然遺産に登録されています。 　原生林が人為的な手を加えられずに残っているのは、地盤が弱くがけ崩れが多いので、林道が不通になってしまうことが多く、冬季は半年雪に覆われてしまう為大規模な林道整備が難しいからです。 　世界遺産に指定されている地区では林道が整備されておらず、生態系を保つためにもそのままの形で保存をする方向で考えられえているそうです。危険を伴う場所も多いので、訪れる際には事前によく調べることが大切です。 　青森県の観光では八月に行われるねぶた祭りが特に人気があります。国の重要指定文化財に指定されていて毎年のべ３００万人以上の人が訪れます。 　ねぶた祭りの期間以外にも、雄大な自然があり四季折々の風景を楽しみながらのアウトドアや、温泉やスキーを楽しむ多くの観光客で賑わいます。 　社団法人青森県トラック協会のホームページでは、TOPに厚生労働省や文部科学省などのお知らせが、判りやすくトピックスでまとめられています。 　リアルタイムの交通規制や渋滞情報へのリンクなど、トラック業者でなくても役に立つ情報へのリンクがあるので便利です。更新が頻繁にされているので、トラック業者の情報収集に役立つだけではなく、「消費者のみなさまへ」というページでは、私たちが身近にトラックを利用する機会である「引越し」について書かれています。 　全日本トラック協会のホームページでは、「標準引越運送約款」というルールが書かれています。ルールを学んでかしこく引越しをするために必要な情報があるのは嬉しいですね。 　また青森県ではフェリーを利用したトラック輸送も行われています。 　２０１１年３月１１日の東日本大震災の緊急輸送では、支援物資を運ぶために陸路の他にもフェリーを利用したトラック輸送が活躍しました。 　数多くの道路が寸断されてしまった中で、フェリーによるトラック輸送は大きな成果を挙げました。