中古トラックの【キントラ】ホーム|商用車両の種類|プロフィアとは
日野 プロフィア(PROFIA)は、1992年5月にスーパードルフィンをモデルチェンジする形で登場した大型トラックです。 正式名称としては、車名にサブネームが付き、スーパードルフィン・プロフィアとなります。 その後、2003年にモデルチェンジが行われ、通称グランドプロフィアと呼ばれるようになりました。 プロフィアの名称には、「professional」 - 専門的な、「profit」 -利益を与える、「fine」 - すばらしい、見事な、「ace」 - 一流の、最優秀という英単語を組み合わせたネーミングとなっています。
最大積載量は約10tから15t、駆動方式も一般的な後輪一軸の4×2から前4輪後4輪2軸の8×4まで用意されていて、平ボディやカーゴ、ダンプ、ミキサーの換装もできる豊富なラインナップが揃っています。 ミッションは、2ペダル操作ができる16段変速のPro Shift16、同じく2ペダルで12段変速のPro Shift12、軽量コンパクトな設計の9段マニュアルシフト、オーソドックスな7速マニュアルが設定されており、ドライバーの経験や予算に応じて選択できるという特徴があります。 そのなかでも、Pro Shift16(12)はAT車と同じ感覚で運転できるという点で、ドライバーの疲労軽減に対して効果を発揮し、機械による変速のためシフトチェンジのショックもなく、繊細な運転を要求される積荷の場合でもスムーズな走行ができるというメリットがあります。 ギア操作を自動的に行うだけでなく、SLOWスイッチをオンにするとAT車のクリープ走行のような微速走行が可能になり、E-COASTスイッチをオンにすると、アクセルをオフにした惰性走行中、自動的にクラッチを切って惰性走行距離を伸ばすことが可能で、燃費効率を高められることが可能です。そのため、大型トラックの運転経験があまりないドライバーでも、燃料を節約できるという優れたトランスミッションが搭載されています。
運転手が眠気などで前方不注意の状態になると警報音が鳴るドライバーモニターと、前方の白線から逸脱すると警告音を鳴らす画像センサーを搭載。 また、この2つの警告音が作動してもなお衝突の危険を察知するとPCS(プリクラッシュセーフティ:衝突被害軽減ブレーキシステム)が作動することで、強いブレーキがかかり、後続車にはストップランプとハザードランプを激しく点滅させ、二次被害防止の役割も果たすためのシステムが搭載されています。 この他には、滑りやすい路面でも安定した走行が可能となるVSC(車両安定制御システム)や衝撃吸収機能がついたステアリング、SRSエアバッグなどの安全機能も搭載されています。