中古トラックの【キントラ】ホーム|商用車両の種類|ミキサー車とは
ミキサー車とは、コンクリートを車両に搭載した円筒形のドラム内で撹拌しながら輸送するトラックの呼び名の一つとなり、アジテーター(撹拌)トラックと呼ばれる事もある。 よく呼ばれる呼び名としては、ミキサー車、ミキサ車、コンクリートミキサー車、生コン車、トラックミキサ、アジテータートラック等と呼ばれている。 殆どの生コン工場の場合、工場に設置しているミキサーで十分にコンクリートを練り混ぜ、アジテータートラックにて撹拌(流体をかきまぜる)しながら現場まで輸送するのが一般的です。 なお、ドラム内で撹拌しながらの輸送でも完全にコンクリートの凝結を防げるわけではありません。 トラックの大きさにより装備されるドラムの大きさ(ドラム容積・ドラム容量)も変わるが、一般的にはドラム全容量(混合容積なら約半分になる)が10トン(10t)車で8.9㎥や8.7㎥前後、4トン(4t)車~8トン(8t)車で2.5㎥~6.5㎥前後、2トン(2t)車、3トン(3t)車クラスで大体2.5㎥前後になる。他にも11㎥クラスのドラム容量を確保したロングミキサーと呼ばれる車両もある。 また、ミキサー車には前述の円筒形のドラムの他、コンクリートの投入口にあたるホッパ(ホッパー)や、コンクリートの放出口にあたるシュートと呼ばれる特殊な機構も装備されている。
ミキサー車は、以下のそれぞれのパーツで構成されています。 ●ドラム(生コンクリートを積載する回転可能な円筒形の容器) ●ホッパ(生コンクリートの投入口) ●ステップ(ホッパへのはしご) ●シュート(ドラムの中の生コンクリートを目標の荷降ろし位置に排出するための滑り台) ●水ポンプ、水タンク、汚水受け また、ミキサー車は隊列を組んで移動することが多いので、無線機を備えたタイプが多くなっています。 ミキサー車は、目的に合わせたドラムの容量別に2トン車~10トン車 まで種類があります。とりわけ、中型免許で運転ができ、中小規模の建設現場で活躍する4トン 車と、大量に生コンクリートを輸送することができる10トン車の人気が高いです 。 人気の高い車種のほうが販売・買取どちらにも有利になります。ドラムの容量別など、詳しくはお問い合わせください。
ミキサー車の荷台に載っているドラムには、ミキシングフレームと呼ばれる羽がついています。生コンクリートは、主にセメントや骨材(砂、砂利など)、水でできています。 これらの材料はそれぞれ比重が異なるので、平たい荷台の作業車で運搬すると、比重の重い物は下に沈み、軽い物は上に浮いて、それぞれが分離してしまいます。 そうした分離を防ぐために、ミキサー車は円筒形の筒の中に生コン を積み、ミキシングフレームで常にかき混ぜながら運搬しているのです。
ミキサー車は、トラックメーカーが製造したトラックのシャーシ(骨組み)の上に、車両の荷台部分の装備を専門に架装業者が製造したミキサー装置を装着します。 トラックメーカーは主に、日野、いすゞ、UDトラックスなど。国内の架装業者では、カヤバ工業(KYB)、極東開発工業、新明和工業などがあります。