中古トラックの【キントラ】ホーム|商用車両の種類|コンドルとは
UDトラックスコンドルとは、UDトラックス株式会社(旧社名:「日産ディーゼル工業」)が製造・販売している中型及び小型トラックで、キャブ設計・燃費性能・動力性能・環境性能に至るまで徹底的に技術を追求し、ドライバーへの快適性・安全性などの向上を実現しているトラックです。 社名のコンドルは、猛禽類のコンドルに由来しています。 1975年に製造・販売が始まって以来、マイナーチェンジを何度も繰り返し、2002年には世界初となるキャパシタハイブリッドトラックが追加。 翌年の2003年には、省エネ大賞において最高賞となる経済産業大臣賞を受賞しています。 また、中型トラックのコンドルは、2010年の4代目より同社大型トラックのクオンとキャブの大部分の部品を共有し、「フレンズ」と呼ばれるクオンに採用されている尿素SCRシステムを初めて採用し、NOxを低減するとともにポスト新長期排気ガス規制に適合しています。
UDトラックス(日産UD)の特徴は、国内トップクラスのエンジン馬力、クラッチが強く、坂道発進が楽、購入時の値引き額が大きい、尿素SCR触媒システムを採用しているという点が挙げられます。 世界で初めてトラックに実用化された、排出ガス低減技術、新尿素システムが全車に適合されているため、従来のものよりもランニングコストがほとんど掛からないというメリットがあります。 また、内装の高級感にも定評があり、日本国内およびアジア圏はもちろん、アフリカ、中東、中南米の新興国からの人気も高い車種です。 エンジンにおいては、国内トップクラスの馬力を持っていることから、重トレーラーのシェア率としては常にトップクラスの人気を誇っています。 運転スペースは広々としており、ドライバーに向けてラウンドしているインパネもボルボの大型トラックを思わせる堂々としたデザインで、エクステリアではフロントフェイスからシルバー加飾が省かれていて、これまでの日本の中型トラックのイメージを大きく変えました。 UDトラックスがボルボグループの完全子会社になったということもあり、ボルボグループと共通で使うことを目的に開発された自社製エンジンGH5型を開発。 このGH5型は、直列4気筒4600ccとダウンサイジングが図られているのが特徴で、かつて日産ディーゼル時代、中型トラック史上最大の排気量だった9.2LエンジンMD92と変わらぬ馬力とトルクを発揮。 ポスト新長期排出ガス規制にも適合しており、共にボルボグループの今後の中核となるエンジンと期待されています。